正社員の方がダブルワークをする場合、ばれるかどうかを心配されるのではないでしょうか。
実際、どのような時にばれるのか、ここでは具体的な2つのケースを紹介します。
目次
1.就業規則のダブルワーク禁止は守るべき?
ネットではよく、ダブルワーク始める前に「あなたの会社の就業規則でダブルワークが禁止されているか確認しましょう」と書いてあるのを見かけませんか。
「なるほど、就業規則に違反したら大変だ」ということで、著者もダブルワークを始めるまえに、会社の就業規則を確認した記憶があります。
案の定、「副業禁止」になっていました。だからと言って、「そうか、就業規則で禁止されているからダブルワークはやめておこう」となるでしょうか?
政府の働き方改革で、副業解禁になったとはいえ、まだまだ、就業規則で副業を禁止している会社が多いのが現状でしょう。
副業がばれたら会社はあなたを解雇するかもしれません。あなたの勤務している会社で、ダブルワークを理由に解雇された前例があるのなら、多少注意した方がいいかもしれません。
しかし、ダブルワークをあきらめる必要はまったくありません。あなたの会社がお金の心配がいらないくらいガッポリ給料をくれているなら、そもそもダブルワークを考えないでしょうが(笑)。
ダブルワークがばれる心配をするより、複業でどんどん収入の柱を増やすことを考える方が、あなたのためになります。
それでは、実際、ダブルワークを3年間続けて会社にばれていない著者の例を参考にしてみてください。
2.会社にダブルワークがばれる2つのケース
会社の誰にも副業でダブルワークをしていることを話していないのに、なぜ、ばれるのでしょうか?ばれるケースとしては次の2つがあります。
1.アルバイトしているところを会社の人にみつかるケース
実際にアルバイトをしている姿を会社の人に見られるケースです。これは、実際にアルバイトする仕事の内容によるところが大きいでしょう。
たとえば、パン製造ラインや食品工場ライン、宅配仕分けなどの仕事なら、まず、ばれることはありません。なぜなら、相手は、パン、弁当、宅配荷物だからです(笑)。
これなら、安心してダブルワークができますね。
実際にばれなかったお仕事はコチラです。
参考:ダブルワークがばれないパン製造ラインのお仕事内容はこちら
参考:ダブルワークがばれない食品工場ラインのお仕事内容はこちら
参考:ダブルワークがばれない宅配仕分け作業のお仕事内容はこちら
逆に、飲食店やブライダル配膳の仕事なら、ばれるリスク大です。なぜなら、相手は人だからです。
つまり、あなたの会社の上司や同僚と出くわす可能性があるということです。これは、こわいですね~。もし、出くわせば一発でアウト!です。
しかし、実際のところは、飲食店やブライダル配膳のお仕事であっても、ばれないのです。
まず、飲食店の場合は、たいていホールかキッチンが選べますので、キッチンを選べばOKです。レストランチェーン店などは、キッチンはお客様から見えない奥にあるのが多いです。
ただ、1つ気をつけたいのは、最近は、オープンキッチンという調理場がお客様や通行人から見えるタイプのお店が増えてきている点です。
これは、面接の時にでもお店に入れば分かるので、アルバイト先を選ぶ段階で選ばないように注意しましょう。
もう1つのホテルでのブライダル配膳の仕事は、たいてい結婚披露宴会場がメインになります。そして、大体、ブライダル配膳は、いくつかのホテルで同時に募集をかけているので、自分の好きなホテルを選ぶことができます。
もしばれるとしたら、あなたの会社の同僚が結婚するか、披露宴に招待されるかした時に、あなたがそのブライダルの配膳をする確率という話になります。
「あなたがブライダル配膳のアルバイトで言ったら、新郎新婦が会社の同僚だった」なんて確率はきわめて低いことがお分かりいただけると思います。
なので、よほど下手な仕事選びをしないかぎり、まぁ、アルバイトしているところを見つかることはほぼない、というのが実感です。
ちなみに、ホールだけれど接客しない飲食店の仕事というのもありますので、興味のある方はどうぞ。
2.給与支払報告書が会社に送られるケース
皆さんが会社からもらっている給与明細を見てもらえば、住民税が天引きされているはずです。この住民税が給与から天引きされる仕組みを特別徴収といいます。
アルバイト収入も本業と同じ給与所得になります。なので、市役所は、本業とアルバイトの合計所得に対して住民税額を決定します。その結果を「給与支払報告書」として、本業の会社に毎年5月頃に送られてきます。
この時に、ばれる可能性があります。会社の給与担者が、「去年から給与上増えていないのに、住民税の額が増えているのはおかしい」と気づかれる可能性があるわけです。
しかし、あくまで可能性です。著者もいまの会社で3回ほど、アルバイトを含んだ給与支払報告書が届いているのですが、1度も追求されたことがありません。
1回目の時に、「副業してないか」と突っこまれることを想定していましたが、会社から何も言われず拍子抜けした記憶があります。
さすがに、それが3年続くと、
「黙認してくれているのか?」
「突っ込んだら給与上げろと言われるから触れないでおこう」・・・
いろいろと思いをめぐらしてしまいます。
というわけで、著者は、まだ会社にばれていません。
あなたの会社の給与担当がどうかは分かりませんが、ダブルワークがばれるとしたらこのケースです。このことを頭のかたすみに入れておきましょう。
3.まとめ
それでは、ダブルワークがばれる2つのケースのまとめになります。
・給与支払報告書の突っ込みはあなたの会社の人事しだい
一撃でばれてしまうのは、あなたがアルバイトしている姿を見られてしまうケースです。これは、弁解の余地がないので、絶対に避けたいところです。でも、会社の前でティッシュ配りでもしないかぎり、見つかる確率はかなり低いというのが実感です。
記事中で参考として紹介している仕事は、すべて実際に体験済みのアルバイトですが、どれも見つかったことはありません。
人に見られない仕事はいっぱいあるので、仕事を選ぶ段階でばれないようすることは可能です。
ばれるとしたら給与支払報告書ですが、これはあなたの会社の人事しだいです。著者のようにばれないことを願いましょう。
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