相場の環境認識はどのようにするの?
相場が上昇なのか、下降なのか、エントリーする前には、相場の環境認識が必要になります。
相場の環境認識をするポイントについてお伝えします。
目次
1.FX相場の環境認識と通貨ペアの選定
トレードでエントリーする時、まず何をするでしょうか?
「パソコン、スマホを立ち上げる」ではありません(笑)。
トレードする時に、まず、しなければならないことは、「相場の環境認識と通貨ペアの選定」です。FX初心者の方も、自然にやっていることです。
それでは、ドル円でトレードする時に(ドル円以外のおすすめ通貨ペアはコチラ⇒)、ドル円のチャートを開いて、いきなり買いエントリーしますか?売りポジションを持ちますか?
恐らく、即買いや即売りはしていないはずです。
まず、上がっているのか、下がっているのかという相場の流れを見ることが大事です。
トレンド相場なのか、レンジ相場なのか、それとも、読めない相場なのかを把握してからエントリーしなければなりません。
相場環境をしっかりとおこなった上で、通貨ペアを選ぶことを習慣にしましょう。
2.FX相場の環境認識に必要な3つの視点
それでは、相場の環境認識をする時に、必要となる3つの視点を紹介します。
1.価格の流れを見る
まず、トレンドが発生しているのかを見ます。
一般的に、トレンドは継続するので、上昇トレンドの場合は上昇し続ける確率が高く、下降トレンドの場合は下降し続ける確率が高くなります。トレンドに沿った方向にエントリーするために価格の流れをとらえます。
2.価格のボラティリティを見る
ボラティリティとは、相場の値動きの変動幅のことです。
通貨ペアによって大きい小さいがあります。ボラティリティが大きければ、利益と損失の変動幅も大きくなる可能性が高いので、LOTを小さくするなどの資金管理の判断材料になります。
3.価格の節目を見る
節目とは、値動きの方向性が変わりそうなポイントのことです。
なぜ、価格の方向が変わるかというと、世界中の人々が注目している価格帯だからです。過去に何度もおさえられているレジスタンスラインであったり、何度も支えられているサポートラインであったりします。
これらの3つの視点から、相場の環境認識をおこなうことで、トレードする通貨ペアを選ぶことができます。
そうすることで、エントリーする方向性や利確や損切りのポイントが明確になり、トレード戦略が立てやすくなります。
3.まとめ
それでは、FX相場の環境認識のまとめになります。
・価格のボラティリティを見る
・価格の節目を見る
FX初心者の方も、チャートをみて何の根拠ももたず直観でエントリーするのではなく、相場の環境認識をしっかり行うことを習慣にしていきましょう。