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飲食店アルバイトのメリットはなに?【ダブルワーク向け】

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ダブルワークで飲食店をおすすめするメリットを教えてほしい。正社員の場合、学生が「メリットとして接客が身につくから」、という理由で飲食店のアルを選ぶのとはわけが違います。正社員のダブルワークという視点から、現役ダブルワーカーが飲食店のメリットを教えます。

 

飲食店 メリット

 

目次

メリット1.本業の空いた時間にシフトを入れることができる

メリットをお伝えする前に、ダブルワークの前提条件となっている筆者の本業の勤務時間について、先にお話ししておきます。本業時間は、平日の月から金の9時~18時までが勤務時間で、土日は休みです。なので、平日の18時以降の夜と土日の時間が、ダブルワークの可能な時間になります。実際は、平日2日と土曜日の合わせて週3日シフトを入れています。そして、日曜日は完全な休日として丸一日を確保しています

この条件ををしんどいと見るか、まあまあ許容範囲と見るかは、これから、ダブルワークをしようとお考えのあなたの判断によるところです。ちなみに筆者の働いているレストランでは、筆者以外にもたくさんダブルワークしている人がいます。日曜日だけの人、週2~3の人、週5~6の人といろいろです。

ダブルワークされている人は、本業や育児・家事などみんな置かれている状況が違うので、日数だけで単純にしんどさを判断することは難しい気がします。ほとんど本業の残業がない人なら週5日のシフトも可能ですし、平日、本業から帰ってきてから育児と家事に追われている人なら日曜日しかシフトに入れないでしょう。

飲食店は、働く人の予定を優先できるシフト制をとっていることが多いです。ダブルワークしている人のライフスタイルはバラバラですが、自分の空いた時間を活用しうまくシフトに入れることができるのが飲食店のシフト制のメリットです

 

メリット2.飲食店には同じダブルワークの同士が多い

アルバイト先に自分と同じダブルワーカーがいる方がいいです。ダブルワーカーがいるのといないのでは、仲間意識感が違ってきます。飲食店の種類にもよりますが、おそらく、学生アルバイトが多いと思います。大学生がサークルみたいなノリでやっている所に、1人おっさんがポツンと入って仕事をするのは、正直しんどいです。ノリについていけず、1人浮いてしまい仕事もやりづらいです。

なので、自分と同じダブルワーカーがいる飲食店の方がいいです。求人の検索条件で「ダブルワーク」をキーワードで選択すると、ダブルワーク可能な飲食店がヒットしますので試してみてください。もちろん、「私はぜんぜん気にしないので平気」という人は、どんな環境でも働けるメンタルが強い人なので、どんな飲食店でもOKでしょう。

なぜ、同じダブルワークの同士がいる方がいいかと言いますと、ダブルワークの同士が見せてくれる頑張っている姿に、自分自身が励まされることがあるからです。

今でこそ平日の昼間、本業でどれだけ疲れることがあったとしても、夜なると体は機械的にダブルワークをこなすことができます。しかし、最初ダブルワークに慣れるまでの頃は、「えーっ、まだ今から別の仕事いかなあかんの?」と心が折れそうになったことが何回もあります。

そんな時でも、アルバイト先に到着すると、同じダブルワーカーがすでに制服に着替えて準備しています。「たしか、この人は1人で子供を育てていたなあ。自分も頑張らないと・・」と、心を奮い立たせてくれるのです。

仕事の合間に、ダブルワーカー同士で情報を交換したりもしますが、たとえ、しゃべらなくてもダブルワーカーの同士がいることが大きな励みになったりします。そういう意味で、学生だけでワイワイとサークルみたいなノリでやっているお店よりは、幅広い年代の人が働いているお店を選ぶ方が、ダブルワーカーにとってはメリットになるはずです。

ダブルワーカーがいるかどうかは、面接の時に聞いてみたらカンタンに教えてくれるでしょう。比較的、飲食店にはダブルワークの人が多いと思いますので、少しお店を選んでみるようにしてみてはいかかでしょうか。

 

ダブルワーカー同士

 

メリット3.お店によってはまかないと雑損?がでるかも

このメリットはお店によって全然ちがってくるところですが、「まかない」がでるお店があります。まかないとは従業員用のお食事のことです。学生の1人暮らしなら、食費を節約するためにまかないのある飲食店バイトを探すことはあるでしょう。さすがに、ダブルワークの場合、まかないがアルバイトを続けるモチベーションにはならないでしょうが、まかないは飲食店ならではのおいしいメリットです。当然、まかないが出ないお店もいっぱいあります。

 

それでは、ダブルワークとしての飲食店経験が2つありますので、その2つを事例として紹介します。

1つ目はレストランですが、ここは、まかないは無料ではなくメニュー価格の30%引きで食べれるシステムでした。なので、まかない用に別に食事が用意されているわけではなく、お客さんに出しているメニューと同じものを安く食べれるという仕組みでした。食べた分は、すべて給料から天引きされていました。

2つ目はホテルの朝食ですが、こちらはビュッフェなので、お店がクローズした後は従業員もそのままビュッフェを食べることができました。しかも、無料で超おいしい。私は、内心「神バイトー(笑)」と叫んでいました。

有料のレストランのまかないは無料のホテルのまかないと比較すると、何か損した気分になってしまいますが、そんなことはありません。飲食店の場合、実はまかない以外にも食べれるものがあるんですね。それが賞味期限間近のものです。賞味期限切れではありません(笑)。

レストランのディナー用に準備した食材で、お客さんが見込みより少なかったために余ってしまった料理などです。生ものや明日に残せない料理で、閉店と同時に廃棄になるもので「雑損」と呼ばれています。働いていたレストランでは、お寿司や残った揚げ物や茶わんむし、ケーキやわらび餅などがあります。

廃棄の出ない日も当然ありますが、お店にとってある程度の雑損はさけられないものです。雑損は生ごみ処分されるだけなので、閉店後にみんなで頂くことはよくあります。日によっては、「まかない以上じゃない?」と思う時もありますが(笑)。1人暮らしの学生アルバイトなんかは、喜んで雑損を持って帰っています。お客様の食欲を満たすだけでなく、従業員の食欲まで満たすことができるのは、飲食店ならではのメリットです。

このメリットは、ダブルワーク向けというわけではありませんでしたね。でも、とてもダブルワーカーにとってもうれしいメリットであることに、まちがいはないでしょう。

 

4.まとめ

それでは、飲食店でダブルワークをするメリットのまとめになります。

・飲食店はシフト制が多く、本業のあいた時間を有効活用できる
・飲食店はダブルワークをしている同士が多くモチベーション維持につながる
・飲食店はまかないや雑損が期待できる

正社員の場合はあくまで本業がありますので、その時間帯はダブルワークはできないという制約があります。その上で、最低限の週1日は完全な休みを確保したいところです。そうすると、休日だけでなく平日仕事帰りに、3時間くらいできるアルバイトが理想になります。あたりまえですが、本業と同じ時間帯(例、9時~18時)のアルバイトには当然入れないということになります。そうなると、自然と夜のお仕事になるわけですが、圧倒的に多いのが飲食店です。

そして、今はたいていシフト制を採用しているお店が多いので、本業との両立がしやすいのが飲食店のメリットです。お店にダブルワークによる希望のシフトをきちんと伝えておけば、ほぼ自分の希望通りでシフトに入ることができる気がします。著者も、ほぼ100%希望通りでシフトに入れています。希望通りにシフトに入れなかったり、ムリなシフトを組まれると結局、アルバイト自体が長続きしないことになってしまいます。なので、本業の空いた時間に入れるシフト制は最重要なメリットになります。

あとは、同じダブルワークの同士ですが、別にいなくても大丈夫です。ただ、本業でめっちゃ疲れた日などは、「えー、仕事終わったけど、今からまた仕事ー」と心が折れそうになることもしばしばあります。そんな時に、「自分と同じ思いをしながらこの人もダブルワークしてるんだなー」という仲間がいると、「今日の残りの力を振り絞って自分もがんばろう」という気持ちになります。まちがっても、学生しかおらずダブルワーカーは1人浮いてしまいそうなところは避けた方がいいでしょう。

まかないや雑損などの飲食店ならではのメリットは、他の職種では味わえないメリットです。ダブルワークのしんどい面だけを見るのではなく、同じやるなら飲食店を選んでみて、食を満たすメリットを十分に満喫されてみてはいかかでしょうか。

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