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仮想通貨の詐欺コインにだまされないですむ3つのポイント

投稿日:2019年9月17日 更新日:

仮想通貨(暗号資産)はあやしい、詐欺だ、という声がいまだに聞こえてきます。

なぜなのでしょうか?
おそらく1番の原因は、ちまたにあふれている詐欺コインのせいではないでしょうか?

実際に詐欺コインをみてきた著者が経験から学んだ注意すべきポイントをお伝えします。

 

 

仮想通貨詐欺コイン

 

目次

1.運営会社がしっかり管理しているから安心

まず、詐欺コインはどんな切り口であなたに迫ってくるのでしょう?

仮想通貨の代名詞であるビットコインの成功例をあげて、新しい仮想通貨(暗号資産)を紹介して投資をすすめてくるのです。

彼らはこう言ってきます。
「私たちの仮想通貨は、運営会社がしっかり管理しているから安心です!」

「なるほど、それなら安心だ」と思われたあなた、まちがいですよ!

まず、「管理者」が存在すると言っている時点で、おかしいと気付かないといけません。管理者がいる仮想通貨はあやしいと疑った方がいいです。

ビットコインはブロックチェーン技術を用いて管理者が存在しないからこそ、これまでの中央集権的な金融システムに依存した法定通貨と異なるフラットな通貨として、注目を集めたのではなかったでしょうか?

なので、「管理者」がいる仮想通貨(暗号資産)は、ビットコインとはまったくの別物と考えてまちがいありません。

しっかりと管理している運営会社というのは、実は、ほとんど価値を持たない詐欺コインを売りつけようとしている会社と考えてまちがいないでしょう。

 

 

2.コインの発行上限枚数がない

発行上限が2100万と決まっているビットコインとは異なり、管理者が自分の好きなだけ発行できるコインはまちがいなく詐欺コインです。

詐欺コインの多くは、運営会社が存在し、仮想通貨の供給量を自由にコントロールしています。

ブロックチェーン技術など存在していないので、運営会社=仮想通貨(=詐欺コイン)の状態です。つまり、運営会社が破綻すれば、その仮想通貨も同じ運命をたどります

万が一、破綻しない場合でも、この詐欺コインで儲けることができるのは、供給量を自由にコントロールできる運営会社だけです。

 

 

3.将来の価格上昇をやたらとあおる

いま「あおり運転」が世間を騒がせていますが、それと同じかそれ以上に「価格の上昇をあおる仮想通貨」も詐欺コインです。

実際、どのような言葉であおってくるかと言いますと、
「ビットコインは、これ以上値上がりしないが、私たちの○○コインは、数年で数百倍に値上がりが見込めます!」

とあおってきます。

今ではなく将来性を強調してあおってくるのが特徴です。

 

 

4.まとめ

それでは、仮想通貨の詐欺コインにだまされないですむ3つの条件のまとめになります。

管理者が存在している
・コインの発行上限がない
将来の価格の上昇をやたらにあおる

あなたのところに新しい仮想通貨(暗号資産)の話が舞い込んできて、投資しようかどうか判断にまよった時には、この3つの条件にあてはまっていないかをチェックしてみて下さい。

仮想通貨には、その通貨のホルダーたちがコミュニティを作って運営していたりしますが、それと、ここでいう管理者は違います。

ここでの管理者には悪意があります。

詐欺コインを作成し(そもそもコインを作成していない例もある)、投資資金が集まった頃合いをみて倒産や逃走をするのです。

詐欺コインにだまされないように、新しい仮想通貨には慎重に接するように注意しましょう。

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